介護情報メディア ケアケア 介護用語集 や行 ユニット型個室的多床室

や行

ユニット型個室的多床室

元々、多床室だった部屋を壁で仕切り、個室のように使う居室のことを指します。

自分だけの空間を確保できますが、簡易的な壁のため音は伝わり、プライバシーが完全に守られるとはいえません。しかし、他人の目を気にせずに生活できる・個室よりも入居者同士(同室者)の交流が図りやすい点がメリットといえるでしょう。しかし、2021年度の介護報酬改定にともなって、ユニット型個室的多床室(旧・ユニット型準個室)の新設は禁止となりました。

渡口将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。