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や行

夜間せん妄

夜間せん妄とは、夜間に起こるせん妄の状態で、高齢者に多く見られます。認知症に似た症状で間違われる場合もありますが、せん妄の場合は突然発症して時間経過とともに数日で落ち着くことも多くあります。

症状としては、注意力の低下・見当識障害・不明な言動・感情の不安定・生活リズムの変化。幻覚幻視など。発症する理由は解明されていませんが、環境の変化や過度なストレス(パートナーとの死別・施設入所・入院など)が原因とされています。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながら、ライター活動をおこなっており、記事の執筆や本の出版をしている。