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た行

脱水症状

脱水症状とは、身体の機能を維持するために必要な水分(体液)が不足した状態のことを言います。

成人は体重の6割が水分(体液)で占められており、体温調節や栄養素を運搬するための大切な働きをしています。しかし高齢者の場合、筋肉量の低下などで、水分(体液)が身体に占める割合は5割程度に低下します。

高齢者は、排泄頻度を気にして、水分摂取をひかえる方も多く、さらに、感覚の鈍麻により、のどの渇きに気づきにくい特徴があり、季節に関係なく水分量が少なくなり脱水症状を引き起こすケースが多いです。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながら、ライター活動をおこなっており、記事の執筆や本の出版をしている。