介護情報メディア ケアケア 介護用語集 さ行 振戦

さ行

振戦

「しんせん」と読みます。自分の意思に関わらず体の一部分が規則的に震えてしまうことです。

筋肉の収縮と弛緩が繰り返し起きたときに出現します。体幹に近いほど不規則で、指先などは規則的な振戦があり、精神的な緊張で悪化する傾向にあります。例えば、字を書いたり食事をしたりすると震えが起こるなどの症状が見られます。歩行時には転倒リスクが高まります。他者の目が気になり外出できなくなる人も多く、日常生活にも支障が出ます。振戦が起こる代表的な疾患としてパーキンソン病があります。

渡口将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。