介護情報メディア ケアケア 介護用語集 さ行 進行性核上性麻痺

さ行

進行性核上性麻痺

脳内の大脳基底核・脳幹・小脳などの神経細胞が減ることで起きる症状をいいます。

初期段階では、転倒しやすくなり、すくみ足・眼球が動きにくい・飲み込みづらいなどの症状が起きます。パーキンソン病に似ていますが、安静時の振戦は稀です。発症は40歳以上で男性に多い傾向で比較的進行が早く、4~5年程で寝たきりになり、5~9年程で肺炎や痰による窒息などが原因で亡くなる方が多いです。

渡口将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。