介護情報メディア ケアケア 介護用語集 さ行 身体拘束

さ行

身体拘束

本人の意思で自由に動けないように抑制することです。

ベッドの四方に柵をする・脱衣行為を防ぐためにつなぎを着せる・手にミトンをつける・落ち着かせるために向精神薬を過剰に服薬させるなどが該当します。切迫性(本人・他者の生命に危険がある)・非代替性(他に介護方法がない)・一時性(一時的な対応)があるやむを得ない場合に身体拘束を許可されます。個人で判断せず事業所全体で共有し対応を考えることが大切です。また、身体拘束を実施する場合は、前後の記録が重要です。

渡口将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。