な行
認認介護
認認介護とは、認知症患者が認知症患者の介護を行っている状態をいいます。
服薬や食事の管理ができず、体調を崩す・体調変化を把握できずに適切な介護ができない・金銭管理ができず生活が安定しないといった問題が起こりやすく、80〜84歳の夫婦世帯では、11組に1組が認認介護世帯と言われています。高齢夫婦で、共に要介護状態の上、認知症を発症していることは珍しくありません。また、MCI(軽度認知症状)は、65歳以上の3.6人に1人と言われ、65歳以上の夫婦の6.3組に1組がMCIを含む認認介護世帯となっています。
渡口 将生
介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級
介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。