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か行

幻視

幻覚症状のひとつです。現実には見ないものが見ている状態。見ている本人は、現実と幻視の区別がつかず、他者と意見が食い違う場面も多く混乱を招きやすい症状です。例えば、机の木目が虫に見る・部屋の端に人が立っているなどを訴える場面があります。認知症の症状として現れる場合や精神疾患によって見ているケースもあります。内服薬のコントロールや精神状態が安定すると軽減や消滅することがほとんどです。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。