介護情報メディア ケアケア 介護用語集 か行 硬膜下血腫

か行

硬膜下血腫

軽微な頭部外傷などの後、ゆっくり(1~3ヶ月かけて)とじわじわ硬膜と脳の間に血が溜まってくる症状です。軽微な頭部外傷の原因としては、転倒・転落・交通事故・殴打等によるものが多く、発症すると意識障害・頭痛・めまい・嘔気・嘔吐・認知症状が起こります。少量の血種であれば内服薬で治療し、血腫の量が多い時は手術が必要です。再発は10%程と言われていますが、血流を良くする薬の内服・脳萎縮が強い・肝(腎)機能不良・転倒を繰り返す場合は再発率が高くなります。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。