介護情報メディア ケアケア 介護用語集 か行 傾眠

か行

傾眠

意識障害の程度です。うとうと浅く眠っている状態を指します。軽い刺激(名前を呼ぶ・肩をたたくなど)で意識を取り戻すことができる状態を指します。夜中に目が覚めてしまう中途覚醒やなかなか寝付けない入眠困難、睡眠リズムが崩れてしまうことによって見られるほか、脱水症状・薬の副作用・内科的疾患(発熱など)・硬膜下血種・認知症などが原因の場合もあります。傾眠傾向だと、食事中に誤嚥するリスクや、椅子からの転倒・転落などの危険もあるため注意が必要です。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。