介護情報メディア ケアケア 介護用語集 か行 誤嚥性肺炎

か行

誤嚥性肺炎

嚥下機能障害によって、唾液や水分・食べ物・胃酸などが気管に入ることで発症しやすい肺炎です。口腔内や喉の粘膜に住み着いている細菌を一緒に飲み込み、気管支や肺に感染してしまうことが原因です。初期症状としては、発熱・咳・肺雑音・呼吸困難・濃性痰などがあります。高齢者や脳梗塞後遺症、パーキンソン病などの神経疾患(喉の神経や筋肉が正常に働かず嚥下障害がある)の方に多く発症する傾向です。嘔吐により、食べ物などと胃液を一緒に誤嚥して発症することもあります。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。