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バリデーション

バリデーションは、認知症の方の言葉や行動、振る舞いを尊重して認めるコミュニケーションの手法です。

1963年にアメリカのソーシャルワーカーであるナオミ・ファイルにより提唱されました。バリデーションの目的は、高齢者が自分の感情を表現する機会を作ることです。怒りなどのマイナスな表現にも「傾聴」「共感」「需要」などを軸に援助し、ストレスや不安の軽減を図ります。自尊心を高め、心理的な負担を解消することが期待できるケア方法です。

渡口将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。