は行
ピック病
ピック病は前頭側頭型認知症の一種で、この認知症の約80%は、脳の神経細胞に「Pick球」が存在します。
以前は前頭側頭型認知症には必ず「Pick球」があると考えられていました。しかし「Pick球」がなくても前頭・側頭葉の委縮が見られることから、新たな認知症として識別されています。アルツハイマー型認知症などと比べ、記憶障害は少ないですが、感情の乱れ・パーソナリティ障害・自制心の低下などの症状が特徴的です。
渡口将生
介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級
介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。