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長谷川式簡易スケール

長谷川式簡易スケールは、認知症の判定に用いられる検査です。

聖マリアンナ医科大学・神経精神科教授の長谷川和夫先生によって1974年に考案され、多くの介護や医療機関で、採用されています。1991年に質問項目と採点基準を変更し「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」に、2004年には「痴呆」から「認知症」に改名されたことから、現在の「長谷川式認知症評価スケール(HDS-R)」となりました。9問の質問で30点満点とし、20点以下は認知症の可能性が高いと判断されます。検査時間は5~10分程度で、実施も比較的簡単です。

渡口将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。