介護情報メディア ケアケア 介護用語集 あ行 壊死

あ行

壊死

身体の細胞や組織の一部が死に至ることです。

原因は、火傷(低温・高温)・薬物・圧迫・電流・放射線・分泌物の誤流などがあり、物理的・化学的損傷・血液が滞ることでも起きます。下肢に起こることが多く、閉塞性動脈硬化症や糖尿病、透析患者によくみられます。血管内の炎症・外傷からの感染症・褥瘡など、原因はさまざまです。初期症状としては足の冷え・しびれ・痛み・発赤・腫脹・潰瘍などがあります。進行すると神経の細胞が死滅するため、痛みなどを感じなくなり、皮膚が赤黒く変色し、壊疽(壊疽)の状態となります。

渡口 将生

介護福祉士
介護支援専門員
認知症実践者研修終了
福祉住環境コーディネーター2級

介護福祉士として10年以上介護現場を経験。その後、介護資格取得のスクール講師・ケアマネジャー・管理者などを経験。現在は介護老人保健施設で支援相談員として勤務。介護の悩み相談ブログ運営中。NHKの介護番組に出演経験あり。現在は、介護相談を本業としながらライターとしても活動、記事の執筆や本の出版をしている。